当社は創立以来、「魚函」という水産業界の容器メーカーとして、常に一歩先の時代を見つめた容器づくりに取り組んでまいりました。過去に存在した「魚函は木製」という固定概念を乗り越え、いち早く新しい素材「発泡スチロール」を取り入れ、大きく変化してきました。
今、社会全体が過去にないほど目ざましいスピード変化しようとしています。私たちを取り巻く事業環境の変化に対応にするため、過去に先人たちが「魚函は木製」と言う概念を打ち破ったように、失敗を恐れず果敢にチャレンジすることが求められています。
私たちは時代と共に変化を続ける世の中に対応するべく、水産業のみにこだわるのではなく、事業拡大の可能性のある分野へ積極的にチャレンジしています。
例えば、農産箱分野にも進出するため、それまで農産物の包装資材として主流だったダンボールと比べ保冷性における優位性を提案し、温度変化に弱い葉物野菜を中心に展開し売上を伸ばしています。
また、多角経営化の一環として18年10月からは新規事業として水産物のネット販売部門を開設し、PBブランドを立ち上げ調味料開発、発送にはすべて発泡スチロール箱で対応するなど販路拡大に向け可能性を探っています。
常にお客様の立場に立った商品を提供していけるよう、これからも社員一同努力を重ねていきます。
今後も福岡魚函を何とぞよろしくお願い申し上げます。